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ビタミンD骨粗鬆症など骨の成長に影響する栄養と吸収ビタミンD.ビタミン辞典

ビタミンD骨粗鬆症など骨の成長に影響する栄養と吸収

ビタミンDは、脂溶性ビタミンのひとつです。科学的には植物由来のもの、動物性由来のものに分けられ、前者はエルゴカルシフェロール、後者はコレカルシフェロールといいます。 ビタミンD3は太陽光線により皮膚で合成されるため、日光に当たる機会の少ない人では不足することがあります。ビタミンDは体内において、カルシウムのホメオスタシス(恒常性維持)に関与しており、一般に「骨を強くする」、「カルシウムとリンの吸収を助ける」、「血液中のカルシウム濃度を一定に保つ」などといわれています。逆に摂取量が少ない事で骨軟化症や骨粗鬆症を発症するリスクが高くなると言われています。ビタミンDのヒトでの有効性については、ビタミンD欠乏の予防と治療に対して有効性が示されており、安全性については、経口で適切に摂取する場合は安全であるといわれています。また、妊娠中・授乳中は経口摂取で400IU/日までならほぼ安全ですが、過度の過剰摂取は避けるべきとされています。 


ビタミンDの栄養と働き

ビタミンD 
カルシフェロール

ビタミンDとは、エルゴカルシフェロールとコレカルシフェロールの総称です。紫外線の照射によって、エルゴカルシフェロールは植物に存在するエルゴステロールから生成され、コレカルシフェロールは動物に存在する7-デヒドロコレステロール (7-DHC) から生成されます。ビタミンDは、カルシウムやリンなどのミネラルの代謝や恒常性の維持、骨の代謝に関係しており、不足すると子供ではくる病、成人では骨軟化症などが起こることが知られています。

ビタミンDの栄養と消化・吸収

ビタミンDは、食品からの摂取と生体内での合成の2つの方法で供給されています。7-デヒドロコレステロールは、動物の皮膚において紫外線によってビタミンDへ転換された後、肝臓で25位が水酸化されて25ヒドロキシビタミンD (25-OH-D) が生成されます。続いて腎臓で1α位が水酸化されて活性型の1α-25ジヒドロキシビタミンD (1α-25 (OH) 2D) に代謝され、体内で利用されます。食品由来のビタミンDは、体内に吸収されるとカイロミクロンに取り込まれて、リンパ管を経て、最終的には肝臓、腎臓で同様に代謝されます。また、ビタミンDは、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進します。骨組織においては、甲状腺から分泌されるペプチドホルモンのカルシトニンや副甲状腺ホルモン (PTH) と協力しあって、血液中のカルシウムやリン酸の恒常性を維持します 。また、血漿カルシウム濃度やPTHのほかに、カルシトニンや血中リン濃度によって調節されます。

ビタミンD骨や歯の成長に作用し骨粗鬆症とも関係

ビタミンDは、小腸でのカルシウムとリンの吸収をよく、吸収されたると血液を通して、骨にカルシウムを運び、骨への沈着も行います。骨や歯の主な材料はカルシウムのため、ビタミンDの働きによって、上手くカルシウムをコントロールしないと、骨が弱くなったり、骨の成長に障害がでてくる骨粗鬆症には注意が必要です。

体内のカルシウムの大半は骨に蓄積

体内にあるカルシウムの約99%は、骨に貯えられていますが、残りの1%は細胞や血液中に一定の濃度で存在しています。カルシウムは、筋肉を収縮したり神経伝達などの、非常に大切な働きをしていて、この働きを支えるためには、血液中のカルシウム濃度を、一定にしておく必要があります。もし、カルシウムの濃度が極端に変わってしまうと、人が生きていく上での、基本的な機能が失われます。このため、血液中のカルシウム濃度が高くなると、ビタミンDとホルモンが共同で、余分なカルシウムを骨に貯えたり、体外に排出します。その逆に、カルシウム濃度が低くなると、骨からカルシウムを血液中に送り出し、濃度を一定にするように働きます。また、食事から摂取されるカルシウムが少ない場合は、尿に含まれるカルシウムを、再吸収することも行われます。

ビタミンDの化学的特性

ビタミンAと同様に効力 (国際単位:IU) の表示を行ってきましたが、近年は効力に代え、重量 (μg) で表示する傾向があります。μgからIUへ換算する時は、μg×40、IUからμgへ換算する時はIU×0.025で計算することができます。エルゴカルシフェロール(D2)およびコレカルシフェロール(D3)は共に有機溶媒に溶け、水には溶けません。光、熱、空気酸化、酸には不安定で、アルカリには比較的安定です。

ビタミンDの栄養所要量

油脂に溶ける脂溶性ビタミンであり、食べ物からとるほかに日光を浴びると私たちの体内でもある程度つくり出せるのが特徴です。 少し前はIU(アイユー)という国際単位で示されましたが、現在はμg(マイクログラム)で表されます。1μg=40IUです。

ビタミンDの栄養所要量は以下の通りです

栄養推奨量
成人男女 5μg
妊婦 +2.5μg
(参考) ビタミンDの栄養所要量
※ビタミンD上限量::50μg(成人男女、妊婦・授乳婦含む)
※「日本人の食事摂取基準(2005年版)」による
※成人=18~49歳
ご参考:2003年 国民健康・栄養調査による摂取量(20~59歳平均)
男性:8.8μg  女性:7.8μg

我が国におけるビタミンD栄養摂取状況

平成21年の国民健康・栄養調査では男性で平均8.0μg、女性で平均7.0μg摂取しています。男女とも目安量を充たしています。

ビタミンD欠乏症の骨粗鬆症と過剰症

ビタミンDが不足すると小腸からのカルシウム吸収が不十分となり、骨や歯の形成もうまくいかなくなり、赤ちゃんや子どもではくる病、成人では骨軟化症を引きおこすといわれています。高齢化社会を迎えて、日本でも骨粗鬆症(カルシウムの項を参照)の人が増えています。若いうちから十分にとることに加え、適度な日光浴と運動に配慮して丈夫な骨をつくりましょう。 一方、とり過ぎは、高カルシウム血症、腎障害、軟組織の石灰化など過剰症をまねくおそれがあります。通常の食事から過剰症になることはほとんどありませんが、サプリメントや薬などから誤って大量摂取しないように注意が必要です

ビタミンD過剰症状と欠乏症(骨粗鬆症)があります。

項 目 ビタミンDの具体的な症状
過剰症 多量に摂取を続けた場合、血液中のカルシウム濃度が高くなり、肝臓や動脈へのカルシウム沈着などをおこします。(乳幼児におこりやすい。)
 
欠乏症 欠乏する事で骨や歯の発育不良がおこります。子どもの場合は骨の発育不良(くる病)、成人では骨軟化症、更年期以降の女性の場合には骨粗鬆症がみられます。妊娠・授乳期にはとくに不足しやすくなるため、補給を心掛けましょう。
 

ビタミンDが多く含まれている食品

豊富に含む食品は比較的限られており、魚介類、卵類、きのこ類などです。なかでも魚介類には、まぐろ脂身100g中に18μg、かつお(秋穫り)100g中に9μgとたっぷり含まれています。

ビタミンDが多く含まれている食品について

含有量(可食部100g中) ビタミンDの常用量(目安量)
べにざけ(生) 33.0 70g(1切れ) 23.1
かわはぎ(生) 43.0 70g(1尾) 30.1
鶏卵(生) 1.8 55g(中1個) 1.0
さんま(生) 19.0 90g(1尾) 17.1
きくらげ(乾) 435.0 1g(1個) 4.4
ほんしめじ 4.0 20g(1食) 0.8

(参考) ビタミンDが多い食品
(参考) ビタミンDの吸収を促進阻害する因子

ビタミンDを含む食品を調理・加工をする際の注意点

カルシウムの吸収に必要なビタミンDは、ビタミンの中で唯一紫外線を浴びることで体内で合成される特徴がある。最近は子供が外で遊ぶ機会が減ってしまったため、ビタミンDが不足し骨の弱くなっている可能性も高いのだ。休日にはぜひ日光浴をしましょう。

ビタミンDの歴史

1919年にE.Mellanbyは仔犬を日のあたらない室内で脱脂乳とパンだけで飼育すると、くる病になることを示し、その仔犬に肝油を与えることにより改善することを報告しました。最初それは脂溶性因子と思われていましたが、ビタミンAを分解してもこの効果が失われないことから、この因子をビタミンDと呼ぶようになりました。これとは別にHuldshinskyらはくる病の子供を日光に浴びさせるとくる病が改善したり予防できることを見出していました。

ビタミンDに関する情報

ビタミンDに関する詳しい情報
ビタミンDの栄養所要量
ビタミンDの吸収を促進阻害する因子
ビタミンDが多い食品
ビタミンD過剰症
ビタミンD欠乏症
 
ビタミンDについて詳しい情報はこちらを参照
 
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